春夏秋冬、1年365日 柳井市白壁の町並みを背景に 文具店を 営む木阪賞文堂店主が、この「白壁の町並み」と「金魚ちょうちん」 に敬意を払い、構想から3年以上を掛けて制作したのが オリジナル万年筆“KIN”です。
金魚は名の通り金を運ぶ魚、金運魚、つまり幸せの魚です。柳井津の繁栄を、北前船がもたらした代表品のひとつが「金魚ちょうちん」であり、まさに商都柳井を象徴するアイコンなのです。春夏秋冬、1年365日 朝・昼・晩・・・
この街並みを背景に文具販売業を営む木阪賞文堂店主が、この「白壁の町並み」と「金魚ちょうちん」に最大級の敬意を払い構想から3年以上を掛けて制作したのが オリジナル万年筆『KIN』です。大胆にも、金魚ちょうちんを彷彿とさせる赤(どちらかと言うと臙脂〈えんじ〉に近い色です)を全面に配色。金色の各種パーツを施し、書く者の心を躍らせてくれます。金魚ちょうちんは(縁起の良いとされる数字)7匹が泳いでいます。金魚ちょうちんのひれ部分、当初白一色の予定でしたが白に銀の蒔きぼかしを入れ、手間の掛かるグラデーション仕様で仕上げました。14Kのペン先デザインには「showbundo 1894」 と刻印。
モンブラン社の4810やプラチナ万年筆社の3776等、万年筆の多くはその国を代表する山の標高が刻まれるものが多いのですが、この数字(1894)は、木阪賞文堂の創業年です。身の丈に応じて積み重ねた歳月を物語ります。上部蓋栓飾りは少し遊び心を持たせて、箔押しで金魚ちょうちんのデザインを配しました。金のリングの部分にも、オリジナルで 『YANAI KISAKA SHOWBUNDO』と刻印しています。全国的に見ても、地方の小さな一文具店が、本体装飾だけでなく、ペン先、上蓋、リングへの加工等、ここまで徹底してオリジナルで制作した万年筆は大変珍しいと思います。ペン先の種類はF芯(細字)、M芯(中字)、B芯(太字)の3種類より、こちらの詰合せはM芯(中字)でご用意させていただきました。また、賞文堂 オリジナル万年筆インク『柳井しらかべの夕暮れ』、『金魚ちょうちんレッド』とコンバーターをセットにしており、万年筆の好きな方には喜んでいただけると思います。オリジナル万年筆KINは、柳井市の地域ブランドに認証されています。